積読バベルのふもとから

日々積み上がる積読本に挑むラノベ読者の雑記

『のうりん』コミカライズ記念、最先端の挿絵の使い方に迫る!

http://ga.sbcr.jp/bunko_blog/cat380/019140/

祝!『のうりん』コミカライズ!!
おめでとうございます!!

今春からヤングガンガンでのコミック化ということで

まだまだ情報開示はされていませんが、とても楽しみですねー


『のうりん』と言えば、農業を面白おかしく取り上げ
幅広いパロディを組み込んだライトノベルとして非常に人気ですね(たぶん

そんな『のうりん』は一部のラノベ読みの間では
『ラノベ界の最先端を行く、要注目のラノベ』として話題になっています(たぶん
ということで、今回は『のうりん』がなぜ最先端を行くと言われているのかについて書いていきたいと思います。

端的に言えば
『のうりん』はライトノベルの武器を最大限活かしている!!

ライトノベルの武器と言えば文章の合間に挿入される挿絵

イラストの力というのは言うまでもありませんが

この『のうりん』はそれを巧みに使っています。



アキバblog様から転用させてもらいました。問題があったら早急に差し替えます。


これを見て
「うわ、ラノベってマジ底辺だわぁ……」
「なにこれwww」
「ラノベ終わってるな……小説じゃねぇじゃんもう」

という反応が起きるのはわからなくもありません(イラツキはするが


バーロー


『のうりん』ほどライトノベルの武器を丁寧に
かつ繊細にさらには大胆に使っているラノベなんてなーーい!!


二枚目、三枚目の挿絵の使い方を見ればわかるように
上下左右を半分つかうのって手間暇がかかるんだ!
それを合わせるためには文章の配置にも気をつけなればいけない!

手抜き?? 違う!
これほど丁寧に馬鹿馬鹿しい演出をしているラノベがあるか?


そう、演出なんです。
ライトノベルの挿絵は基本的には両見開きの左右のどちらかにあるのが普通
それを演出として巧みに配置している。
漫画に近く、しかし漫画とは違う面白みがある

たまに、挿絵の位置と文章が微妙にズレてるだろこれ、編集しっかりしろ
という挿絵があったりするとテンポが狂ったりしますよね(俺だけ?
それくらい挿絵の使い方というのは繊細なものだと思うんです。

同時に、強い武器にも成り得ます
それを最大限に使ったのが『のうりん』なんです


おそらく『のうりん』の製作にはおろそしい程の手間暇がかかっているはずです
作者、イラストレーター、編集者が三位一体となり
ひたすら丁寧に丁寧に作っている。
そういう想いがこの『のうりん』からは溢れている、それを感じ取ってしまうと

――この挿絵の使い方を馬鹿にできるわけがない……ッ


『のうりん』が最先端と言われる訳は
この丁寧に用いられる挿絵という演出の技によるものだったんですね!
既刊二巻とまだまだ発展途上の本作
コミカライズからアニメ化まで邁進して欲しい!!


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それと、『のうりん』とは同じ演出ラインを硬派に進んだ作品として
角川スニーカー文庫の『サクラダリセット』
があると個人的に思っています。
こちらも非常に丁寧な挿絵演出があり、眼を見張るものがあります
おそらく、編集者がかなりのやり手でしょう(たぶん

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2つを見比べて、挿絵の可能性を体感してみると面白いかもしれません

おわり