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積読バベルのふもとから

日々積み上がる積読本に挑むラノベ読者の雑記

成功する新ラノベレーベルを作る方法を考えよう! ―その1―

新興ラノベレーベルが続々と生まれているラノベ戦国時代
もうすぐメディアファクトリーから派生して生まれたと考えられる
オーバーラップ文庫が参戦!

IS〈インフィニット・ストラトス〉 1 (オーバーラップ文庫)

IS〈インフィニット・ストラトス〉 1 (オーバーラップ文庫)

一体どうなるラノベレーベルの血で血を洗う争いの行方!!
また2013年にさらに進出してくる新ラノベレーベルは現れるのか!?
現れるとしたら、どのような試作を行う必要があるのか!?

ということで、これからラノベレーベルを作るとしたら
どうすればいい感じに生きていけるのだろうか? 
ということを思いついたまま、適当に考えてみたいと思います。


1、書店への販売経路、十分な配本量を確保する。

自分のお仕事上、これが非常に重要になってくると思っています。
本が売れるためには、書店で目に付く位置に置かれる必要があります。
Amazonを筆頭としたネット販売や電子書籍もありますが
まあ、当分はリアル書店での展開が重要なのは変わらないでしょう

例えば、都内の大型店に
初回15冊配本あるのと、5冊配本しかないとでは露出が天と地ほど違うわけです。
※配本:発行した本を小売店・購読者に配ること
(まあラノベ新刊の配本量ってどれくらいなのかよく知らないのですが)
(そこはリアル書店員の方のツッコミ待ちで)

とりあえず、出版→取次→書店
という流通経路の中にも、様々な書籍の配本方法がありますが
説明が長くなってしまいそうなので↓↓を参考にしてもらえれば良いかと
http://www.1book.co.jp/002830.html


それでなくても書店の平台なんて血で血を洗う戦争状態
次々とでる新刊によって平台の上から押し出されていくのが現状です。
新刊が5冊しか入って来なかったら、平台にある程度置いて、そのうち棚に一冊だけ置く
もしくは完全に在庫を補充せずに終わる可能性もあるのでは?

ラノベ担当の書店員さんが細やかなメンテナンスや発注を行なっていれば
売れたものをしっかりと補充してくれますが
書店員さんも忙しい身、どうしても細部まで目がいかなこともあります。

またラノベだけでも毎週毎週かなりの量が書店へと搬入されています
書店でのラノベ担当はコミックス担当も兼任している場合もあるので
その負担は相当なものでしょう
出版取次から勝手に送られてくる場合(見計らい配本)など
「おいおい、いきなり何こんなもん送ってくるんだカス?」と思われる場合も
多いかと思われます。

しかし、ある程度の量の配本数が無ければ
書店での露出を増やすことは不可能です。
また、最低の思考ではありますが
ゴリ押しでもなんでも、かなりの量の配本さえ行なってしまえば
書店側はそれを平台に置かざるを得ないのです。
ストッカー(在庫を置いておく場所)にも限界があるのです。

送られてきたものを、そのまま返品してしまう可能性もありますが
そうそうはないことだと思います。(書店側も返品率等は気にされますので

そのため、新ラノベレーベルが一番にしなければいけないのは
『全国の書店への新刊配本を十二分な量にする』
ことだと思われます!!

そのため
しっかりとした販売(配本)経路を持つことが重要になります。
しっかりとした販売経路を確保するために必要なことは
出版取次(トーハンやら日販とか)との交渉が重要になるでしょう。
正直言って、出版取次との交渉が各出版社がどのように行なっているのかは
内部の人間じゃないとなかなかわからないので何とも言えませんが
事前に他部門で実績のある出版社であれば、その経路を利用して出版取次との交渉を進めやすくなるはずです。

例えば、去年生まれた『ヒーロー文庫』の『主婦の友社』は
料理、育児、ファッションなどで有名な出版社です。

大人気料理家50人のニッポンのおかずBest500 (主婦の友百科シリーズ)

大人気料理家50人のニッポンのおかずBest500 (主婦の友百科シリーズ)

理想のヒモ生活 1 (ヒーロー文庫)

理想のヒモ生活 1 (ヒーロー文庫)

例えば、ラノベ部門以外で大きな利益を生み出す部門がある場合
出版取次との部数交渉の際に、その部門を優遇する代わりに(何かしらの契約上の利点を付けたり)
新しいラノベレーベルの書店配本数を増やすこともできるかも?
まあ、かなり憶測ですが

しかし、ラノベ以外の部門でも鳴かず飛ばず
取次側と強気の交渉ができない出版社や
そもそも新しくラノベレーベルを立ち上げるために出版社を作る場合は
なかなか難しい部分があります。

新出版社&新ラノベレーベルを作る場合の一つの方法としては
既存の出版社と提携契約をして、その配本ルートを利用させてもらう
なんて方法もあります。
初期の電撃文庫が、主婦の友社傘下で業務提携を行なっていたはずです



また、出版取次との交渉だけではなく
リアル書店への直接の営業や、事前に注文を貰うことも必要不可欠でしょう。


まさか『1』と書いておいてこんなに長くなってしまうなんて予想外ですが
まとめると
『書籍が発売するまえの事前準備をしっかりして、書店での物質敵露出を増やさなきゃダメだよ?』
という至極当然のことに集約されます。
ただ、ここで絶対に外してはいけないことがあります
それは『スタートダッシュ』の重要性です
それは新レーベルが
初回から全国の書店に十二分の量の配本を行った!!
よし!!露出もバッチリ!!これで勝つる!!

とか思ってて
「うわああああああ!!! 全然売れねええええええ!! 返品すげえええええ!!」
とかなったら、かなりヤバイことになるでしょう

次から書店側からの事前注文も激減
出版取次からの事前配本量も激減されて
次からの露出が思いっきり減ること請け合い!!

相当大きな出版社ではない限り、マイナススパイラルに飲み込まれて
そのままフェードアウト必死!!!

新ラノベレーベルを作る場合
絶対に初っ端から失敗することは避けなければいけない
新レーベルだし、最初から成功するのは難しい部分はありますが
新レーベル故に絶対に良いスタートを切らなければいけない

その点でヒーロー文庫は理想的な環境とスタートダッシュを見せた
稀有な新興ラノベレーベルだと言えるでしょう

ヒーロー文庫をしっかりと研究することが
新興ラノベレーベルがこの先生きのこる良い指標になるやもしれません!!


ということで『1、書店への販売経路、十分な配本量を確保する』は以上です。
深夜テンションで思いつきで書いたので
その2があるかは気分次第!!

何かしら良さげな案や意見が有る方は
適当にコメントやらTwitterやらで意見を貰えれば参考になります!!
いつかラノベ製作側で仕事をしてみたいものです。
ラノベレーベルのある出版社に入るか、自社内で創りだすか、新しく作り出すか……
先はなかなか長そうではあるのですがね


おわり