積読バベルのふもとから

日々積み上がる積読本に挑むラノベ読者の雑記

『のうりん』と『銀の匙』を読んでみての感想!

今、農業が来ている!?
ということで、『のうりん』と『銀の匙』を二つ読んで見ての感想です
あくまで感想であってガチの比較とかではないのであしからず


銀の匙はCMやら250万部突破やらで話題になっていますねー
自分が読もうと思ったキッカケは『のうりん』とどれくらい違うのかなぁというものだったのですが
やはりおもしろい!!というより、お腹がスゴい減る!!


『のうりん』はパロネタとハイテンションギャグがスゴい(ヒドい)ことになっていますが
さすがに銀の匙はギャグタッチの中にも落ち着いたノリがありますね

取り扱う題材についても『のうりん』は農作物とかが多いですけど
銀の匙は今のところ畜産がメインになっているようで
それぞれの取り扱う題材自体の違いも面白い。


『のうりん』では主に農作物を取り扱っているので
主題になるのは農薬などの『食べる側』の視点や、作物を育てる土地に関して取り上げられている印象です。

それに対して『銀の匙』では畜産が主に取り上げられている。
家畜である豚に『豚丼』という名前を付けてしまった主人公が
その豚にたいして愛着を持ってしまって悩むという展開が繰り広げられたりして

食べられる運命にある家畜に対して人間はどう向き合うのか
という部分にスポットが当たっています。

わりと『命』に関してのお話があるので作風もどこか落ち着きを感じます。
もちろんギャグっぽい部分も多分にあるのですが


それと両者の主人公の立場の違いも面白い!
『のうりん』の主人公は農家の息子で農業高校生なので知識は豊富です。
『銀の匙』は進学校で挫折して農業高校に進んだ知識のない一般人。

銀の匙のほうが、より『成長』を感じられる作りになっているのは
このスタートラインの違いもあるのかなぁ
無知な主人公が経験を通じて何かを得ていくという段階は『のうりん』ではあまり見られないものかも

もちろん『のうりん』でも、しっかりと農業に関する知識や教訓というものは見受けられます
ギャグが全面に押し出されていますけど、その点は作者の努力がしっかりと反映されているので。
そのギャップが上手く機能しているのが『のうりん』の凄さだと思うのですが
そこは読んでみてもらわないとわからないかも……
パッケージ的にはかなりぶっ飛んだ話に思える(ほぼ正しいけど)でしょうし……


どちらもベクトルが違う内容で、どちらも面白い!!というのが素直な感想です

『のうりん』もこれからガンガン展開されていくだろうし、銀の匙共々楽しみですねぇ

楽しみ方のベクトルは結構違いますが
片方しか読んでいない方は、ぜひ両方を読んでみてみるのも面白いかも!

それと文章とマンガという違いもあるのかもしれませんが
銀の匙はイラストの力で食べ物がメチャクチャ旨そうに見える!!
のうりんでも、挿絵で旨そうな料理とか出してみてもいいかもなぁとは思いました。
切符先生のイラスト力に期待!!


おわり


のうりん (GA文庫)

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銀の匙 Silver Spoon 1 (少年サンデーコミックス)

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