『BookLive!』電子ライトノベルは『BOOKWALKER』だけではない!
電子書籍をそろそろ取り入れたい!!
と思いつつ、New ipadかipad2を買うかで悩んで進めていません
ということで、今回は電子書籍の話!!
ライトノベルの電子書籍版といえば
『BOOKWALKER』ですよね
http://bookwalker.jp/pc/
ライトノベル界を牛耳る角川グループの電子書籍プラットフォームだけあり
その品揃えはかなりのレベルに達しつつある……っ
電撃文庫はまだ一部ですが、富士見ファンタジアから角川スニーカー、ファミ通文庫などなど
正直、かなり充実してきた印象……
ですが、電子ライトノベルは『BOOKWALKER』だけのモノではない!!
ということで
今回は株式会社BookLiveが運営している電子書籍プラットフォームである
『BookLive!』に焦点を当ててみたいと思います!
http://booklive.jp/
この株式会社BookLiveというのは電子書籍で結構有名なビットウェイの子会社でして
このビットウェイというのが凸版印刷の分社化で生まれた会社です
要は凸版印刷系列の電子書籍専門企業というところでしょうか
このBookLive!とBOOKWALKERを比較していこうかと思います。
◆品揃えは『BOOKWALKER』の隙間を突いてくる!
BookLive!の品揃えに関してはBOOKWALKERには及ばないでしょう
取り扱っているレーベルを羅列してみると
ガガガ文庫
GA文庫
スーパーダッシュ文庫
HJ文庫
MF文庫J
講談社ラノベ文庫
朝日新聞出版(ミニスカ宇宙海賊とか)
などなど
やはり、角川傘下のレーベルが少ないですね
MF文庫Jが入っているのが気になりましたが、角川傘下になる前から取り扱っていたのでしょうか?
しかも、最近の作品も多くあるので驚きました
それ以外は角川グループ以外のレーベルの作品を取り扱っていますね
各レーベルの品揃えに関しては有名作品と、最近の発売作品を中心にラインナップされています
ただし、ガガガ文庫、GA文庫、MF文庫J以外は、微々たるものでした
単純な品揃えの量ならば、BOOKWALKERのほうが充実しているように思います!
それとGA文庫マガジンに関してはどちらも80円台で取り揃えているので
その点での差はあまりないかな?
個人的にはBookLive!はガガガ文庫の品揃えがかなり豊富で
ほぼ全作の価格が315円なのには驚いた!(追記:挿絵がないからだった
この部分はBookWalkerにはない強みでしょう
他のレーベルに関しては大体450円〜紙の定価といった感じでした
それとBookLive!ではミニスカ宇宙海賊が6巻まで600円で買えるが良かった
- 作者: 笹本祐一,松本規之
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2008/10/21
- メディア: 新書
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◆ホームページの快適さ
これはBOOKWALKERのほうが良く感じました
というのも、BookLive!のほうには『ライトノベル』というジャンルはあるものの
レーベル別での振り分けがすごいわかりづらいんですよ
ライトノベルというジャンルを調べると、全レーベルの作品が出てきて
その後に出版社名で検索をかけないと、レーベル毎に出てこないという……
BOOKWALKERのほうならば
こんな感じで
すでに『レーベルから探す』というレーベルの振り分けがすでにされているので
検索するのが非常に楽です
こういう細かいところのフラストレーションの溜り具合が電子書籍の面倒くささかもしれません
ただBookLive!にある『ポイント』システムはいいと思いました。
こんな感じで
あらかじめポイント(1ポイント=1円)を購入しておくことで、ボーナスポイントが入ったり
電子書籍を本格的に導入するならば、こういうお得なサービスが多く欲しいですね
もう少しボーナスポイント欲しい気もしますが……
◆電子書籍プラットフォームとしての性能
これに関しては、BookLive!のほうが良いと感じました
ただし、自分が使っているのはPCとスマートフォンなので
タブレットPC上での挙動はわかりません
スマートフォンでの挙動はBookLive!のほうがいいですね
BOOKWALKERはかなり重くて、結構イラつきます
書籍を読む際も、BookLiveのほうが色々と細かい設定ができるのでいいですね
特に背景色を『クリーム色』『ペールグリーン色』なんかに変えられて
目の負担を減らせるのがよかった
BOOKWALKERは専用ビューワーを使ってPCで見れないのが難点です
ニコニコ静画は新しい形ではあるけど、まだ読みづらい部分も多いかなと
BookLive!は快適に見ることができました
書籍ダウンロードのスピードもかなり速いです
書籍ビューワーも無駄な動作(ページを紙の本みたいに捲る動作)とかなくていいですね
ということで、今回はこんなところで!
まだまだ、自分自身が電子書籍を使いこなせていないので
あまり深く言及出来なかったのが残念です
品揃えはBOOKWALKERのほうが優れていますが
BookLive!のほうにも良さがあると思います
少し面倒ですが自分が読みたい作品、レーベル毎に使い分けるのがいいのかな?
個人的には
BOOKWALKERは重さをどうにかしてくれ!! という気持ちでいっぱいです
BookLive!のほうが、企業が電子書籍作成に慣れているのか、使いやすい面が多いです
しかし、プラットフォームの競い合いはいつまで続くのかなぁ……
せっかく買ったのに、読めなくなるとかだけはやめてもらいたいものだ
おわり