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積読バベルのふもとから

日々積み上がる積読本に挑むラノベ読者の雑記

ライトノベル市場拡大への道はどこにあるのか?

年々市場規模が拡大していると言われるライトノベル市場
だが、一人の消費者として思うのは
新規レーベル参入が続き
出版点数も増加し、市場が飽和状態のように感じる

ライトノベルの発行点数の推移
ライトノベル発行点数を調べてみたら、電撃がやはりヤバイ件について参照

このままでは、レーベル間の消耗戦となって(もはやなっている
いずれ消えていくレーベルも生まれてくるだろう


今の市場規模で、ラノベ好きな人がライトノベルを読んでいく
というのも間違った考え方じゃないが
ライトノベルの市場規模を広げることも重要になってくるのではないか?

ということで
今回はライトノベル市場規模拡大への道を考えていきたい!!

とにかく妥当性とか考えず、とりあえず意見を出していきたいと思います
ブレインストーミング的な感じで
それではどんどん意見を出していきましょう!!



1、アニメ、漫画、ゲームユーザーをライトノベルに引きこむ

ライトノベルは成長産業とはいえ、ユーザー数では漫画などには劣るだろう
なので漫画、アニメ、ゲームを消費するユーザーをラノベに引きずり込みます

これはメディアミックスというものが窓口を広げる役割として存在しているので
現状は積極的なメディアミックスを繰り返して、窓口を増やすということ
つまり、現状の延長線上にある肯定的未来として
ライトノベルの市場規模拡大の可能性はありえます

漫画、アニメ、ゲームのどれもがビジュアル面が優れているので
活字媒体のラノベにどうやって引きこむのかが課題か




2、ラノベの近い『美少女ゲーム』ユーザーを引きこむ

美少女ゲーム
――いわゆる『エロゲー』『ギャルゲー』ですね

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美少女ゲームはビジュアル面の効果と同様に
文字の存在も大きい、読み物として存在しているものが多く
ライトノベルに近い(あるいはライトノベルに多くの付加価値を付けたもの
と考えることもできる

2000円〜3000円くらいの低価格ゲームも多くあるが
ほとんどのシナリオゲーはフルプライス――9000円近い値段
高価格なエロゲーを毎月何作も買っているハードユーザーをラノベ読者にできれば
かなりの数のラノベを購入させることもできる

単純計算ならば

エロゲー1作=ラノベ15冊という計算

これは大きな市場になる可能性がある
もちろん重複しているユーザーもいるのではあるが

最近だと杉井光先生の『シオンの血族』

シオンの血族 (1) 魔王ミコトと千の花嫁 (一迅社文庫)

シオンの血族 (1) 魔王ミコトと千の花嫁 (一迅社文庫)

がエロゲー化するというレアケースが発生したので
これがどう影響しているのか気になるところ


ガンガン出して行きましょう、検討は二の次
または、このブログを見た人がしてくれい!



3、一般小説(定義は不明)の読者層を取り込む


白夜行 (集英社文庫)

白夜行 (集英社文庫)

漫画、アニメ、ゲームよりも
活字という面で近い位置にある一般小説
その読者をライトノベルに引きこむことで市場規模を拡大する

ここには大きな問題もある
それはライトノベルへの偏見、もしくは固定概念の存在だ
ライトノベルは美少女イラストが多いのが原因なのか
それとも、内容が『軽い』『浅い』『くだらない』という刷り込みあるのか
どうしても下に見られがちである

それを完全否定するわけではないが
一人のライトノベル読みとして、ラノベが持つ許容範囲は広く
一概に全てを一括りにすることは不可能なはず

まずはそのふざけた固定概念をぶっ壊す! 

では、その壁を壊すためにはどうすればいいのか?
という部分を、少し掘り下げて考えていきたい


3−1、一般小説で人気のある小説家にラノベを書かせる

一般小説で人気を博す作家にラノベを書かせることで
そのファンをライトノベルへと引きずり込んでいく

例えば
東野圭吾が電撃文庫で出版するとか
伊坂幸太郎が角川スニーカーで出版するとか
なかなか熱い展開な気がする!

ラノベ畑から一般小説へと行く作家は多いが
逆は少ない(というかない?
ので、一度試してみて欲しいかも


3−2、一般小説家で有名な作家に推薦帯を書いてもらう

有名作家にラノベを書かせるのはハードルが高いので
帯の推薦文を書いてもらうことで、ファンを引き込む!

ひめぱらに『東野圭吾』推薦の帯を付ける
というのはごく一部では有名な思考実験である

例としてはこのようになる


こ れ は ひ ど い !


自分で画像を作っておいてなんだが、これは酷い

全方位に喧嘩を展開しているとしか思えない……やばいやばい……
だが、こんなことになったら間違いなく注目を浴びるし
そのファンは手に取らずにはいられないだろう(ヤバイ的な意味で

マスコミにも取り上げられる可能性もある
やはり知名度の向上は課題か?



3−3、話題になった本を読んでみるライト層を取り込む


ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)

最近だと『ビブリア古書堂の事件手帖』の成功は色々な要因があるが
確実にマスコミの力もあり、ライトユーザーが購入したからだろう

マスコミに取り上げてもらう、というのは
どうメカニズムで発生するのかわからないが

有名作家を直接、間接的にラノベ畑に引き入れることで
マスコミの注目を浴びて、ライトユーザーもついつい買ってしまう
ということもあるのではないか?

もしくは、某『武士道』を宣うカードゲーム会社のごとく
ひたすらCMと広告を撃ちまくるのも手かもしれない

また『マスコミ』に積極的に取り上げてもらう流れを作れれば
ライトノベル市場がフラットな場所になる可能性がある

もちろん『マスコミなんかが寄ってくるな』という意見もわかるが
それは些細なことなのである



4、まったく新しい市場として、海外展開へと乗り出す

一部のレーベルが少しずつ乗り出しているものの
まだまだ下火の海外への輸出
これは日本の出版物全般がまだまだなので
ラノベだけの課題ではないが……

日本という狭い市場だけではなく
海外という大きな市場で戦えるようになれば
一気に市場規模は拡大するだろう

物理的なコスト、価値観、宗教や倫理観の違いなど
様々なハードルは存在するが、いずれ取り組むべき部分のように思える

電子書籍の展望次第では
ハードルは下がっていくのではないだろうか?



最後に少し切り口を変えてみて
5、ライトノベルの価格を下げる

という部分にも触れたい
市場が飽和して、既存ユーザーが追いきれない程に成長しているライトノベル市場

なら、金額的な負担を少しでも減らして
沢山ライトノベルが買えるようにすればいいじゃない!

本質的な問題解決にはなっていないし
「金よりも、時間がねぇんだよ!」
という考えもあるので(自分はこれ
的外れ感もあるが、一応……

ということで
ライトノベルの現在の値段は600円〜650円といったところ

この値段を500円まで下げれば、100円〜150円浮くことになる
600円台で5冊しか買えなかったのが、6冊買えることになる
つまり、金銭的なユーザーの圧迫を防ぎ、買うライトノベルを増やす


おしえて!マーメイド (スマッシュ文庫)

おしえて!マーメイド (スマッシュ文庫)

スマッシュ文庫なんかが当初この方法を取っていたが
今では普通の価格帯に下がってしまった、残念

これはこれからの電子書籍での実現可能範囲内だろう

事実、一部のラノベは400円台で売られているのもある
個人的には300円まで下がれば、本格的に電子書籍を取り入れるかな? といった感じ
あとは電子書籍のハード方面がどうなっていくか、かな?



ということで、長くなりましたが
色々と考えてみました

明らかに方向性間違っているだろう……
というのもあるでしょうが
所詮は一人のラノベ読みでしかありません

これからの業界を牽引するラノベ出版社の方々が
どのような舵取りをしていくのか


見せてもらおうじゃないか!!(ドヤァ……



おわり